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筋膜とトリガーポイント

テレビ、新聞、雑誌、ネットなどで筋膜とトリガーポイントのことを知った方が多いと思います。ここで少し筋膜とトリガーポイントのことを説明します。

筋膜について

▷筋膜とは
筋膜は皮膚の下にあって、筋肉群を包む膜であります。全身をボディースーツのように包み込んでいます。場所によって呼び方が変わります。脳や脊椎周囲は髄膜、骨膜、心膜、腹膜など。筋膜は筋肉だけではなく、歪んでいると内臓に影響を及ぼします。                     
同時に筋肉の中にも入り込んでいるため、第二の骨格とも言える重要な存在です。筋膜自身はコラーゲンでできており、85%が水分です。水分の枯渇やストレス、同じ姿勢での長時間作業(パソコンやデスクワークなど)、筋肉の柔軟性の低下などにより、筋膜同士が癒着してしまい、筋肉自体の動きを阻害してしまいます。

▷筋膜の役割
筋膜には様々な重要な役割があります。筋膜には筋肉を保護する作用、筋収縮時の滑りを助ける作用、血管や神経、リンパ管を支えて通過させる機能を持っています。各組織を包み込み、組織と組織の間に仕切りをつくり分けると同時に結びつけ、体の姿勢を保つ役割を持っています。組織同士がこすれあうことで生じる摩擦から保護します。筋膜は、筋線維を包んでいる3つ(筋外膜、筋周膜、筋内膜)に構成された構造から、筋線維の動きや支え、力の伝達を行っています。

▷筋膜の癒着
この筋膜は柔らかい組織なので、委縮・癒着(ゆちゃく:からまる、くっついてしまうこと)しやすい特徴があります。この筋膜の委縮や癒着が時にコリや痛みを招き、筋肉の柔軟性を損なう原因になります。
非対称な姿勢や動作をとり続けることや同じ姿勢を長時間とり続けること、怪我などによって身体の一部に負担がかかり、身体がアンバランスな状態となると筋膜が自由に動けない状態になります。すると筋膜のよじれが生じて筋膜と皮膚・筋肉との間の滑らかな滑りが失われます。筋膜のよじれができると、コラーゲン繊維とエラスチン繊維が一部により集まり、本来はサラサラの状態が粘っこくなってほどけなくなります。筋膜は全身につながっているので、ほかの筋肉や筋繊維にまで動きの悪さが波及し、痛みや筋力の低下、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下、日常生活活動の低下がみられるようになります。

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▷トリガーポイントとは
トリガーポイント(Trigger Point)を簡単にいうと「痛みを引き起こす原因」です。 「引き金」という意味を持つ「トリガー(Trigger)」と「点」という意味を持つ「ポイント(Point)」。トリガーポイントは単なる圧痛点ではなく、関連痛を引き起こす部位であります。


▷トリガーポイントの形成
トリガーポイントの形成メカニズムの詳細は、不明な点もありますが、筋緊張の持続により血流が遮断され、老廃物が溜まり、トリガーポイントが形成していきます。トリガーポイントは、筋や筋膜に好発しますが、骨膜、靭帯・腱、皮膚や瘢痕部など、全身の様々な軟部組織に存在することが知られています。

▷体へ影響
トリガーポイントが形成されると、その筋は交感神経が緊張するために、血管が収縮し、さらに血流が低下します。そして局所だけでなく、脳が痛みを感じると中枢からも交感神経を興奮させる指令がでてしまうので、二重に血流が低下し、これが悪循環となります。この状態が長く続くほど、筋の弱化が進行し、柔軟性の減少から関節の可動域も低下させます。
長期間にわたり可動域が制限されていると、実際に周囲の靭帯なども硬くなってしまい、いずれ不可逆性の関節の拘縮へと結びついていきます。これら筋力の低下と関節可動域の低下は、日常生活の質の低下を招き、ひいては活動性も低下させます。また近隣の筋組織にも影響を与えるため、筋硬結が広範囲に広がり、やがてトリガーポイント化していきます。そうなりますと、全身的に交感神経緊張状態に置かれるため、様々な不定愁訴が出現してきます。内臓機能の低下、ひいては免疫力の低下まで招く可能性も考えられるのです。

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▷注射
欧米ではトリガーポイント注射が主流です。トリガーポイントは一つではないので、注射本数かなり多くなります。
体への影響を考慮し、日本ではそこまでしてません。本数が減ると効果も下がる可能性があると考えられます。

 

▷鍼灸
トリガーポイントは一つではないため鍼灸もかなり本数があります。トリガーポイントに鍼をするには熟練な技術が必要だと考えられます。

▷手技

沢山のトリガーポイントには手技が非常に効果的だと思います。当時に沢山のトリガーポイントを刺激ができます。

手の感触、刺激の時間、刺激のスピード、刺激の頻度が必要になります。効果が出しにくいのは以上の原因や生活習慣などが考えられます。

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